5月5日に開催されたCOMITIA100にサークル参加してまいりました。
会場でお会いした皆さま、スペースに立ち寄ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。
COMITIA64に合同出展(というかお知り合いさんのスペースに便乗?)するかたちで初参加してからちょうど9年、コミティアもついに開催100回を数えましたか!おめでとうございます。
これだけ規模が大きくなっても、年4回のコンスタントな開催を維持できている影には準備会の方々の大変なご苦労があると思います。あらためて感謝の想いを強くしました。
初の3ホールぶち抜きでも、会場の端っこで壁の方を向いている配置だったため、スペースにいる間は規模を感じなかったんですが、実際に出歩いてみると広かったですねー。
西ホールのように今どこにいるか把握できないことはないものの、距離感がつかめない感じ。いま会場の真ん中あたりかなーと思ってマップを見たらまだ3分の1ぐらいしか進んでいないことに気付いて気持ちが折れるレベルでした。
なので反対側の端っこには辿リ着けていません(笑)。
会場では100回記念の企画が色々と行われていましたが、人混みが苦手なことに加え、寝不足と湿度と埃っぽさで弱っていたため、楽しむ余裕が無かったのが残念です。
単に自分の個人誌を販売するだけという形でしかイベントに参加できていないのが、いつももったいなく感じるんですよねぇ。
もちろんそれだけでも十分に楽しませてもらってるし、ありがたいことではあるんですけど。
身体が二つあれば・・・と毎度思いつつそれは無理な願いなので、せめて気後れせずにイベントに臨めるよう、自分自身が満足できるようなマンガを制作していきたいと思います。
前振りが締めの言葉みたいになってしまいましたが、自サークルの出展について。
搬入した新刊と既刊は、いずれも完売しました。
お買い上げくださった皆さま、本当にありがとうございました!
固定資産の残存価額みたいに最終的にちょっとだけ残るというのがよくあるパターンなのですが、残り30分を切った後に続けてお客さんが来られて、見事売り切ることができました。かなり珍しいケースです。
人出が多かったことと、やはりP&R掲載効果が大でしょうね。
紹介して頂いた『Roaming Sister』と比較すると新刊はボリュームも内容も乏しい感じで、ティアマガを見て来てくださった方にはガッカリさせちゃったんじゃないかなぁ、と今でもどんよりしているんですけど・・・。
(いちおう、使える時間の中で頑張って作った本ではありますが)
初見の方が多く来てくれる時こそ会心作を出してアピールしたいところなんですが、「P&Rに載った次の回は残念な感じになる」というジンクスを今回も打ち破れませんでした。
また次のチャンスを貰えるよう、マンガ力を磨きたいと思います。
ちなみに搬入分は完売しましたが、『Roaming Sister』はとらのあなさんに若干在庫があるようなので、もし「買い逃した~」という方がいらしたらそちらでご購入頂ければと思います。
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とらのあな 商品ページへまた、新刊『reposo』は自宅にまだ在庫があるので、次回以降のコミティアで販売します。(書店委託は未定です)
ペーパーについては「購入された方へのおまけ用」と「ペーパーラリー用」の二種類を用意しましたが、配布のペースは意外なほど変わりませんでした。
ラリー目的でペーパーだけダッシュで集めていく人がほとんどいなかったのは、コミティアの雰囲気を象徴しているのかもしれませんね。
最後に次回の予定ですが、9月2日開催のCOMITIA101もサークル参加するつもりです。
評判が良かった過去作の続編か、まったく新しい話を描くか、思案中ですが、おそらく「ローティーンが主役の赤面系ストーリー」になるんじゃないだろうかと。
またそういう路線かよ!と呆れられるかもしれませんが、最近はいい意味での開き直りが出てきたので、もう気にしません(笑)。
いや、以前はマンネリ化やワンパターンを気にしたり、まったくカラーの違うものにも挑戦したいと思ったり、そんな時期が自分にもありましたよ。
でも違う路線はその路線が得意な作家さんに任せればいいじゃない!とか、せっかくアンケート等で評価して頂いたんだからその路線で突き進めばいいじゃない!とか、そもそも絵も話もド未熟なくせに手を広げようとか百年早いよ!とか、そんな自問自答を繰り返した上での結論です。
あ、でも野球ネタはいずれまとめて描きたいなぁ。
ジョイナス高木竜に代わってネタ的にはおいしくなった模様ですし。
怒りに任せて采配放棄しちゃうとかもうね・・・いや、話が逸れました。
というわけで、こんな作風でも気に入ってくださった方は、101回目以降もお付き合い頂ければ幸いです。