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【商業誌連載】ちんまり経理のヒメ先輩 27話

2018年10月14日 17:52

9月22日に発売された「まんがタイムスペシャル」11月号に、『ちんまり経理のヒメ先輩』の27話めが掲載されています。

image9.jpg

文化祭の出し物で時代劇をやることになったヒメたちのクラス。
ところが本番直前に思わぬアクシデントが…
という、ちょっと番外編っぽい話です。どうぞよろしくお願いします。

以下、制作裏話など(多少ネタバレあり)。ご興味のある方はどうぞ。
「文化祭で時代劇」というプロット案はだいぶ前にOKを貰っていたのですが、6ページでは尺が足りない気がしたため、いったん棚上げに。で、掲載ページ数が増えたこの機会に投入することにしました。

※読者の皆様のご支援のおかげで、前月号から当面は8ページ連載になりました。ありがとうございます!

文化祭の出し物となると、セットや小道具、内容などにもいろいろな制限・制約がありそうですが、あまり細かいことは気にせず、勢いとドタバタ感を優先しました。なので「この襖はどこから?」という疑問や、「中学生にあんな道徳上よろしくない演技をさせるなんて、教師は何をやってるんだ!」といった批判は脇に置いてもらえると助かります。

なお、町娘の衣装が着物(あの黒い掛け襟が付いたもの)ではなく浴衣なのは、悪代官の衣装代で予算を使い果たしたからでしょう。浴衣なら「家にある子は持ってきて!」と呼びかければ人数分揃えられそうですし。
浴衣の作画は、和服に一家言持つ妻の軽い指導が入るのでちょっと大変ですが、楽しいです。
ヒメみたいな垢抜けない子供でも、なんとなく色っぽく見えるのもいいんですよね。

さて、担当さんから指示されたセリフ修正についても少し触れます。
直しが入ったのは主にこの2か所。

image1_20181013164428e47.png

image3.png

どちらも女性を商品やモノ(在庫)と言い切ってしまっている点がNGだそうです。
自分でも微妙かなと思っていた箇所ではあるものの、経理を題材にしたマンガがここをソフトな表現に置き換えてしまうと面白味が半減するのでは…と担当さんに食い下がってみましたが、理路整然と説得されてしまいました。(もちろん納得していますよ)
4コマ漫画誌の読者さんならこういう表現も洒落で流してくれる気もしますが、不快に思われるリスクがある以上、避けるべきということですね。「蔑ろにする意図は無かった」という描き手の言い分は通用しませんから。

それよりも、「あ~れ~」シーンがすんなり通ったほうが自分としては意外でした。保護者も見る劇でこれはダメでしょ、と思いましたが、おおらかな学校のようです(笑)。
ちなみに当初の案では「あ~れ~」されるのは四宮さんだったのですが、彼女が石田君におとなしくクルクルされるわけないだろうと思って変更しました。

というわけで今回はおふざけ気味の回でしたが、妻によるといつもよりノリノリで描いていたそうです。
読者さんも「たまにはこんなのもアリかな」と楽しんで頂けていれば幸いです。

ヒメ先輩27話b
(おまけのボツ下描き)


コメント

  1. 隣の学生 | URL | vkW1goQM

    Men are not against you; they are merely for themselves.


    舞台が学校ということから,「経理の」ヒメちゃんは一旦お休みかなと思いきや。
    展開にネタが絡めてあって,成程そうきたか(笑)と。村娘の陽芽は,実は庄屋か商家の娘という隠れた設定が…ありませんか。そうですか。

    > 前月号から当面は8ページ連載になりました。
    (kera先生に向けて) おめでとうございます。
    (タイスペ編集部に向けて) ありがとうございます。

    > 和服に一家言持つ妻の軽い指導が入るので
    有識者が身近にいるのは心強いですね。もちろんプレッシャーもあるとは思いますが(笑)

    > どちらも女性を商品やモノ(在庫)と言い切ってしまっている点がNGだそうです。
    > 不快に思われるリスクがある以上、避けるべきということですね。

    あー…。これはビミョーな――今は「センシティブな」と言うのでしたかね――話ですねえ。
    一昔前ならいざしらず,今の時局を鑑みると,リスクになり得る要素は十二分かと。

    ダニエル・カーネマン提唱のプロスペクト理論にもあるように,人はできるだけ損失(リスク)を回避したいという心理状態をもつ傾向にあるそうです。
    恐怖訴求と呼ばれるテクニックを用いたCMや広告なども,頻繁に目にします。そのため,リスクが現実化する前に除こうとするのはよくわかります。

    とはいえ。どこかしら腑に落ちないところもあります。
    担当さんやタイスペ編集部,芳文社が云々という話ではなく。もっと広範へ向けた何かに対して…肝心なその「何か」が何なのか,上手く言語化できませんが。
    とりあえず,ある本の引用と,『AIの遺電子』 72話を引き合いに出しておきます。

    > 「あ~れ~」されるのは四宮さんだったのですが、彼女が石田君におとなしくクルクルされるわけないだろうと
    確かに(笑) むしろ彼女が彼をグルグル縦に回していそうな気も。(って,それじゃどちらが悪役なんだか)

    > 今回はおふざけ気味の回でしたが、妻によるといつもよりノリノリで描いていたそうです。
    時には展開の論理整合より,リズムや勢いを優先した方が,良い結果を生むこともありますからねえ。スラップスティックなどは特にそうかもしれません。
    ノリノリだったのなら良いことですw

  2. | |

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